先を進むジャック・マー、市民団体が足を引っ張る韓国「金融ビッグデータ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.22 14:49
主要国の金融機関はビッグデータ活用を必須と見なしている。シティ銀行は中・低信用者への貸し出し審査にIBMのスーパーコンピューター「ワトソン」を利用している。中国テンセント系列の微衆銀行(WeBank)は通信・オンラインショッピング情報を活用して低信用者に中金利貸し出しを提供している。
スイス国際経営開発大学院(IMD)の「2017年国際デジタル競争力順位」で韓国はビッグデータ活用と分析項目で63カ国のうち56位だった。経済協力開発機構(OECD)が発表した「2017デジタル経済アウトルック」によると、国別企業のビッグデータ分析活用比率順位で韓国(4%)は最下位だった。
韓国ではネット銀行ケイバンク(K Bank)が中金利貸し出し審査をする際に通信費納付データ(個人)とカード会社の加盟店データ(自営業者)を使用する。