「韓国はレッドライン越えるべきでない」…「対北政策の自律性を失う」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.27 17:05
26日、金聖翰(キム・ソンハン)高麗大国際大学院長の司会で行われた「中央日報-米戦略国際問題研究所(CSIS)フォーラム2017」第3セッションのテーマは「文在寅(ムン・ジェイン)政権が直面した新たな局面」だった。討論参加者は一斉に韓米同盟の重要性を強調したが、各論では少しずつ違った。以下は主要発言。
ビクター・チャ米戦略国際問題研究所(CSIS)顧問兼韓国部長=韓国はこの7カ月間、民主主義を守ったが、北朝鮮はミサイルで挑発し、中国は経済的な圧力を加えた。文在寅政権は韓米同盟を優先順位で考慮しなければいけない。韓米は核心的な懸案で一致することが多い。トランプ大統領も条件さえ合えば北朝鮮と対話をする意向を明らかにした。しかし今の状況では対北朝鮮制裁をさらに強化しなければならない。韓米両国はレッドラインを越えてはいけないという点を理解する必要がある。韓国の一方的な行動はいけない。現在の国際的な制裁に反する無条件の支援や援助をするべきでない。北朝鮮にニンジンを与えても、韓国の安保や米国の韓半島(朝鮮半島)安保公約を制限するものであってはいけない。