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【コラム】技能障害者の能力は世界水準…働く機会広げて=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.23 14:17
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英国サッカースターのデビッド・ベッカムは3年前に引退したが、依然としてかなりの現役選手よりも人気を享受している。現役時代のデビッド・ベッカムは、ほかの選手たちに比べ個人技が優れていたとかドリブルの実力がずば抜けていたという選手ではなかった。だが彼には特別な「右足」があった。右足のキック能力だけは世界のどの選手より優れていたし、その特別な能力で世界最高のサッカースターになった。朴智星(パク・チソン)選手のようにさまざまな能力をまんべんなく備えた「マルチプレーヤー」が好まれるが、デビッド・ベッカムのように1つの分野で卓越した「スペシャリスト」も認められるのがサッカーの世界だ。

これは職業の世界でも同じだ。1つだけ上手でも認めてもらえる世の中だ。障害者の場合にもそうだ。体の具合が悪くてさまざまな方面に優れた「マルチプレーヤー」にはなれなくても、得意分野だけは誰よりも優秀な「スペシャリスト」が多い。

 
23日、特別な能力を持った世界最高の技能障害者たちが一堂に集まる。フランスのボルドーで開かれる「第9回国際アビリンピック(国際障害者技能競技大会)」には35カ国から自国を代表する技能者510人が出場する。国際アビリンピックは世界の障害者が職業能力を競う大会だ。今大会はコンピュータープログラミング、建築CAD、歯科技工、貴金属工芸、料理など48職種で勝負を競う。

韓国からは39人の代表選手たちが39職種に出場する。韓国選手団の目標は国際アビリンピックでの総合優勝だ。韓国は今まで8回開かれた国際アビリンピックで何と6回優勝し、特に最近の5大会で連勝した技能強国だ。韓国の代表選手たちは国家代表という呼称に堂々とできるように仕事場や訓練場で情熱的に実力を伸ばしてきたし、職種ごとに専門性と経綸を備えた訓練指導委員が配置されて選手たちの機能向上を導いてきた。韓国の代表選手たちがこれまで流した汗の結実が「国際アビリンピック6連覇」の成果として現れることになることを期待する。

合わせて今回の大会を機に、韓国社会が障害者の「能力」に注目することになるよう願う。先に述べた通り韓国の障害者の技能は世界最高水準だ。それでも機会がなくて職場で能力を発揮できない障害者が多い。彼らに必要なものは機会だ。能力を備えた障害者が仕事場で自身の潜在力を発揮するよう支援するのは企業と社会の役割だ。有能な障害者を雇用して競争力を高めようとする企業がもっと増えることを希望する。

今回の国際アビリンピックに参加する世界の選手たちは、それぞれ事情は違うが最善を尽くして競技に臨むだろう。「ベッカムの右足」のような自分だけの特別な能力で彼らの技能が非障害者に劣っていないことを証明するだろう。世界最高水準の技能の競演が繰り広げられる国際アビリンピックが、韓国社会が障害者の能力をもう少し注目する機会になるようにと願っている。

パク・スンギュ韓国障害者雇用公団理事長

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