<野球>メジャーの1800万ドル蹴り4億円で広島に復帰した黒田(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.29 10:30
黒田は2010年から今年まで5年連続で10勝以上をマークした。30代後半の年齢にもかかわらず、投球全体の60%以上が速球(フォーシームファストボール、ツーシームファストボール、カットファストボール)だ。体が柔軟なためでもあるが、それだけハードな練習をして、ボール一球一球に最善を尽くすという意味だ。世界最高の投手に成長したクレイトン・カーショー(26、ドジャース)は「4年間見たヒロ(黒田)は敬意を抱かせる人物」と評価した。
2012年にニューヨーク・ヤンキースに移籍した彼の地位はさらに高まった。ドジャースも、ヤンキースも複数年契約を提示したが、黒田は1年契約を選択した。「怠けたくはない。登板するたびに自分を完全燃焼させたい。期待に応えられない時の怖さを維持したい」と彼は語った。「非経済的」選択をした黒田は常に引退を覚悟して投げた。
今年も11勝9敗、防御率3,71という成績を残すと、ヤンキースはシーズン終了前から黒田に再契約の意向を明らかにした。サンディエゴは年俸1800万ドル(約198億ウォン)を提示した。。しかし40歳を控えた黒田はまた「非経済的」選択をした。8年間の米国生活を終えて広島に復帰することを決めたのだ。黒田は「広島のユニホームを着て投げるのは私の野球人生の最後の決断であり挑戦」と述べた。