【社説】国に恥をかかせる整形医療事故、放置するのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.06 14:30
韓国で遠征整形手術をした中国人が医療事故や診療費のぼったくりなどの被害を受けるケースが増えながら韓中の外交問題に広まっている。新政治民主連合の印在謹(イ・ジェグン)議員によれば在中韓国大使館は今年に入ってほとんど毎月、保健福祉部に「韓国の整形の副作用に対する報道が繰り返されれば、両国関係にも否定的な影響が憂慮されるため対策準備が急務だ」という公文書を送った。昨年、韓国の医療を利用した中国人患者は7万9481人に達する。
特に整形外科は外国人患者の相次ぐ死亡・脳死事故、違法ブローカーとのつながり、一部の病院・医院の代理手術、手術室の誕生日パーティーなどで診療安全に対する国内外の患者の信頼が下がった。根本的な問題は、全国に2000人以上が活動中と推定されている違法整形ブローカーにある。彼らはぼったくりや脱税はもちろん、より多くの手数料を得ようと過剰手術まで誘導して、いつでも医療事故を誘発する危険があるというのが捜査当局の指摘だ。さらに整形外科専門医などを雇用して違法「事務長病院」を開業して運営するケースまであるとは舌を巻く状況だ。