北朝鮮が発射した放射砲、あやうく中国旅客機に当たるところだった

北朝鮮が発射した放射砲、あやうく中国旅客機に当たるところだった

2014年03月06日08時42分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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北朝鮮の発射した放射砲と中国南方航空の飛行方向とその時刻
  最近4度にわけてスカッドミサイルと放射砲を発射した北朝鮮が5日、その立場を表明した。北朝鮮人民軍戦略軍報道官名義の談話だった。題名は「米国は他国をむやみに刺激する悪しき悪習を捨てるべき」。

  北朝鮮は談話で「米国はわれわれ(北)のロケット発射のせいで大きな被害にでも遭ったかのように大げさな態度を取っている」と主張した。これと併せて「(ミサイル発射などは)正常な計画に伴う訓練で挑発でなく自衛的行動だった」と強調した。「最も安全に飛行し、決められた目標水域に正確に到達したので、かつて見たことがない最上水準の命中確率を誇示した。飛行軌道と目標水域に対する事前安全対策まで隙なく立て、これを基調にして行われた」との自慢までした。

  だが、北朝鮮は大型事故を引き起こすところだった。4日、300ミリ新型大口径放射砲を発射した当時、中国国籍の民間航空機が発射された砲弾の近くを飛行していたことが確認された。

  4日午後4時17分に北朝鮮が放射砲を発射した直後の4時24分、日本の成田空港から中国瀋陽へ向かう中国南方航空CZ628の民間航空機が放射砲弾の飛行軌跡を通過した。キム・ミンソク国防部報道官は「非常に危険な状況だった」と明らかにした。北朝鮮が放射砲を発射した時刻に、この航空機はおよそ80キロメートル離れたところを砲弾の移動行方に向かって飛行中だった。航空機は高度およそ10キロメートルで飛行中だったのに対し、砲弾は高度39キロメートルだった。砲弾が飛んでいった後に航空機が通り過ぎたものの、試験発射の性格を考慮すれば危険な瞬間だった。

  通常、領海(領空)外でミサイルやロケットを発射する場合、飛行軌跡付近や着弾の予想地点への航空機や漁船の接近を防ぐため、海上交通文字放送であるナブテックス(NAVTEX)に航行禁止区域を知らせることになっている。北朝鮮も2012年の長距離ロケット発射当時には航行禁止区域を設定した。しかし今回は通知なしで発射した。航空機には乗客と乗務員226人が搭乗していた。北朝鮮人民軍報道官の談話も中国を意識したものではないかという観測が出ている。
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