韓国沈没漁船、悪天候避けようと港に向かう途中で悲惨な事故
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.05 10:02
今月1日、ベーリング海で沈没した思潮(サジョ)産業の501オリョン号は高い波と激しい風を避けて安全なところを探していて被害に遭ったことが分かった。
思潮産業は4日、釜山(プサン)事務所に設置された事故対策本部で行われたブリーフィングで501オリョン号が沈没する直前周辺にいた船舶とやりとりした交信内容を公開した。501オリョン号と交信した船舶はソンギョン水産所属であるカロリーナ77号と思潮産業の69オヤン号であった。
交信によると501オリョン号は今月1日昼12時30分(現地時間)、天気が悪くて網を引き上げて近くのナバリン港に向けて避航を始めた。移動しながら20トンのスケトウダラを船の下の魚倉庫に入れている際に船が片側に傾いて海水が入り始めた。ポンプで水を汲み出すと船の傾きが正されたが再び水が入り、午後5時15分に沈没した。