「スマートファクトリー」宗主国ドイツに韓国ロボット持ち込んだ韓国大企業会長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.25 16:00
今月21日(現地時間)、ドイツ・ミュンヘンで開かれた欧州最大の産業用ロボット見本市「AUTOMATICA 2018」の現場。韓国の斗山(トゥサン)ロボティックスのブースではロボットを使った自動車組立の実演が行われた。高級乗用車を取り囲んだ6台のロボットの腕が命令通りに動き、作業者が必要な部品を持って来る。このロボットは人と一緒に製造工程に投入することができる協同ロボット「cobot」だ。
実演に登場した作業者が前輪ホイールにねじを入れてcobotをタッチすると、指示通りねじを巻いてホイールを車両本体に取り付け始めた。このcobotにはカメラセンサーも搭載されている。作業過程で飛ばした部品がないかどうかを自動で見つけて作業者に伝える。斗山ロボティックス関係者は「自動車の実物を置いて現在販売中のcobotの機能を実感してもらえるように実演したところ、参加者から熱い反応が返ってきた」とし「現場の反応は実際の販売成果につながった」と説明した。