中国のインターネット放送規制の強化、また韓流に火の粉?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.15 13:52
中国が来月1日からインターネット放送の出演者に対して実名を義務付けるとともに、外国人の場合、事前に出演許可を取らせるなどインターネット放送規制を大きく強化する。今回の措置は、高高度防衛ミサイル防衛システム(THAAD)配備への報復措置として、苦戦を強いられている韓流コンテンツにもう一つの悪材料になるものとみられる。
中国文化部は最近、「インターネット放送経営活動の管理対策」を発表したと中国のタブロイド紙「新京報」が14日、報道した。この対策によると、インターネット放送の運営者は出演者の身分証・インタビュー・ビデオ通話などを通した身分確認の手続きを経て実名を登録しなければならない。また、インターネット放送に出演しようとする外国人や台湾・香港・マカオの住民は、事前に許可を受けなければ出演することができない。インターネット放送を手掛ける個人や会社は法規違反の有無に対する事後調査のためにすべての放送資料を最低60日間保存することが義務付けられる。