<MERS>今後の運命、2日後に決まる=韓国

<MERS>今後の運命、2日後に決まる=韓国

2015年06月10日08時20分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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20日間にわたりMERSと戦っている国立中央医療院のチョ・ジュンソン呼吸器センター長が9日、防護服を着て隔離病室に入っている。チョ氏は「中東で広まったMERSがいつかは韓国に入ってくると思っていた。2012年にMERS感染疑い患者を診療した経験があり、MERS治療は怖くない」と話した。チョ氏は「MERS最前線」で最初の患者を含む4人の人工呼吸器を付けた患者の周囲を守っている。
  中東呼吸器症候群(MERS)感染者が8人増え、感染者は計95人となった。弁膜疾患の47人目の患者(68、女性)が死亡し、死者は7人に増えた。感染者3人はサムスンソウル病院の応急室で感染し、そのほかはソウル峨山(アサン)病院・汝矣島(ヨイド)聖母病院などで発生した。93人目の患者(64、女性)は、翰林(ハンリム)大東灘(ドンタン)聖心病院で15人目の患者(35)を看病していた中国同胞だ。

  サムスンソウル病院に入院中だった40代の妊婦が病院の検査で9日、MERS1次陽性判定を受けた。この女性は先月27日、この病院の応急室で診療を受けた母に会いに行き、感染したと推定される。

  この日の新規感染者(一日基準)は5日以降で最も少ない。6日9人、7日14人、8日23人だった。医療界ではMERSが鎮静局面に入ったのではという分析も出ている。2次流行の「震源地」サムスンソウル病院の新規感染者が減った点が根拠だ。この病院の感染者は6-8日の5-17人から9日には3人に減った。先月27-29日にサムスンソウル病院で14人目の患者(35)に露出した接触者の最大潜伏期が12日に終わる。イ・ジンソ・ソウル江東聖心病院感染内科教授は「サムスンソウル病院の接触者の潜伏期がほぼ終わる今週金曜日まで多数の患者が出てこなければ、小康局面につながる可能性がある」と述べた。1次流行の震源地の平沢(ピョンテク)聖母病院患者は8日から新規患者が出ていない。さらに1人目、14人目、16人目の患者のような強い感染力を持つ「スーパー伝播者」も新たに出ていない。

  しかしソウル大病院感染内科のオ・ミョンドン教授は「今週が過ぎればサムスンソウル病院の感染者が出てこないというのが防疫当局の考えだが、それはその病院の応急室にいた人が防疫レーダー網にすべて入っている場合だ。不幸にも他の病院でも患者が出ている状況では決して安心できない」と述べた。オム・ジュンシク翰林大江東聖心病院感染内科教授も「3次流行が東灘聖心病院・建陽(コンヤン)大病院・大青(デチョン)病院などで起きないのがカギ」と述べた。

  ◆朴大統領「デマに厳正対応」

  朴槿恵(パク・クネ)大統領はこの日の国務会議で、「政府と医療界を含む国民が一致協力して総力で対応していけば、MERSを早期に終息させることができるはず」とし「多くのデマとSNS上の事実でない内容に対しても断固対応してほしい」と述べた。政府は▼軍医官・軍看護師を動員▼応急室選別診療所を237の病院に増加▼10日に全国肺炎入院患者を一斉調査--など総力で対応することにした。また、隔離対象者の管理を強化するため健康保険審査評価院の患者安全サービス(DUR)に名簿を表示し、病院の窓口で確認できるようにし、携帯電話位置追跡を強化することにした。
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