<2002年朝・日交渉>安倍氏の“咆哮”戦術…金正日「日本人拉致を謝罪」(2)

<2002年朝・日交渉>安倍氏の“咆哮”戦術…金正日「日本人拉致を謝罪」(2)

2014年06月17日11時15分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ◆北朝鮮、拉致日本人+よど号拉致犯送還検討

  北朝鮮は早ければ今週、「拉致特別調査委員会」を構成する。両国は事前の水面下交渉を通じて拉致者送還をめぐる「ある程度の」合意はなされていることが伝えられた。

  日本政府が北朝鮮の拉致被害者として公式に認めている17人(このうち5人はすでに日本に帰国)のうち、2002年9月に金正日が自ら「すでに死亡した」と死亡確認書まで示した8人は除外される公算が大きい。いくら金正恩(キム・ジョンウン)でも父親の言葉を180度逆転させるのは負担になるためだ。

  交渉関係者の言葉を総合すると、残りの4人のうち松本京子さん(生存時66歳)と田中実さん(64)を送還する公算が最も高い。彼らは金正日が「入国した事実が確認できない」と話していただけに、送還しても金正恩には大きな負担とならない。

  結果的に拉致被害者2~3人に加えて日本政府が「拉致が疑われる行方不明者」として指定した860人(このうち405人は名簿公開)のうち一部、そしてよど号拉致犯を日本に返す案が北朝鮮内部で模索されているというのが情報関係者の一致した分析だ。よど号事件は日本の赤軍派組織員9人が70年3月30日、乗務員129人を乗せた日本航空(JAL)よど号を空中でハイジャックした事件だ。彼らは北朝鮮に亡命した。現在、拉致犯4人と彼らの日本人妻2人の計6人が北朝鮮で生存している。

  ◆横田めぐみさんの娘を朝・日修交カードに使う可能性

  安倍氏にとって頭が痛いのが「横田めぐみさん」だ。拉致問題の「アイコン」のようになっためぐみさんを北朝鮮が送還しない場合、「安倍首相がだまされた」という世論が日本国内で大きくなる可能性が高い。めぐみさんの生存については証言が交錯している。官房長官出身のある大物政治家は中央日報記者に「めぐみさんが亡くなっているのはほとんど確実だ。日本外務省もこのことをを皆承知している」と打ち明けたことがある。半面、「生きているが、金正日・金正恩の深い部分まで知りすぎているため決して送還できない」という分析も出ている。

  このため、安倍氏の「サプライズカード」として議論されているのがめぐみさんの娘キム・ウンギョンさん(仮名キム・ヘギョン、26)夫婦と孫(1)を日本に送還するアイデアだ。めぐみさんの両親である滋さん(81)と早紀江さん(78)が「(めぐみを返してもらえなかったのは)くやしいが、歴史の悲劇と了解し、この程度で決着させるのが良いだろう」とすれば、日本国内の世論も背を向けるだろうとの分析もある。朝・日秘密交渉が進行中だった今年3月中旬、めぐみさんの両親がモンゴルでキム・ウンギョンさん夫婦およびその孫と「1次対面」したのも緻密に組まれた「シナリオ」に従っていたという分析もある。キム・ウンギョンさん家族を「国交正常化交渉」の時まで朝・日を自由に往来できるようにして、一種の「朝・日修交シンボル」としてみなそうというものだ。

<2002年朝・日交渉>安倍氏の“咆哮”戦術…金正日「日本人拉致を謝罪」(1)
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