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【中央時評】統計がない国、隠す国=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.02 11:26
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ソ連が統計を隠したとすれば北朝鮮は隠す統計すらない。社会主義計画経済は統計で動かなければならない体制であるのに反し、北朝鮮は社会主義国と言うが作成される統計がほとんどないためだ。すべての社会主義国で共通の刊行物である統計年鑑を北朝鮮は1960年代から発刊しておらず、さらには最も基礎的な経済統計である国民所得も発表していない。韓国銀行が発表した2010年の北朝鮮の経済成長率推定値を北朝鮮は「くだらない話」と批判したが、自身の成長率統計を出すことはできなかった。

統計がなければ経済政策をまともに立てて執行することはできない。経済主体が統計を知って行動することで得られる経済的効率性も享受することはできない。また、IMFのような国際金融機関にも加入できない。最近北朝鮮がAIIB加入を狙ったが中国から拒否された理由のひとつも統計問題であるものと考えられる。外国の投資家も北朝鮮への投資を敬遠するだろう。各種経済社会統計を提示し投資に伴う期待便益とリスクを計ることができてこそ外国人投資が入るだろう。投資博覧会で統計を要請する外国人投資家に北朝鮮はわれわれを信じてほしいという言葉ばかり繰り返したという話は、統計がなく北朝鮮が払う機会費用を象徴する。北朝鮮が経済を発展させようと思うならば国際社会の助けを得て経済統計を作成、発表することが急務だ。

 
韓国政府も事実や統計を隠そうとする傾向から自由でない。今回のMERS問題の初期に患者が発生した病院を公開しなかった致命的ミスは韓国政府の対国民認識の断面を見せる。国民は知らないほうがましで、知れば悩ませたり危険なことを行うのが常だとの態度だ。民主主義という韓国政府の意志決定はまだソ連水準を大きく抜け出すことができていないようだ。

北朝鮮の経済データも同様だ。韓国政府が持っている北朝鮮関連データの相当数が秘密に扱われる。合理的な理由を超え「公開されれば疲れる」という公務員の保身主義のためではないか疑わしい。脱北者を調査した個人別資料は公開不可だ。資料から個人を特定できないよう処理した上で研究者に公開できるのに不動の姿勢だ。これは脱北者の定着を助けられる研究の門戸を国民の税金を使ってむしろ閉じているわけだ。統計を隠す国は衰え、統計がない国は滅びる。

キム・ビョンヨン(ソウル大学経済学部教授)


【中央時評】統計がない国、隠す国=韓国(1)

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