短期浮揚よりは長期戦に備え…韓国政府「3%の成長」引っ込める(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.29 09:08
28日に韓国政府が追加補正予算編成に出ることにした直接的な契機は「財政の崖」への懸念だ。輸出萎縮と内需不振で年初から景気が不安な流れを見せると財政を最大限上半期に前倒しで使う「財政早期執行」の拡大で対応してきた。
だが景気の流れを変えられないまま下半期の財政不足という状況に直面した。決定的に先月の雇用動向が発表され追加補正予算に否定的だった柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官も方針転換するほかなかった。構造調整が本格化する前に蔚山(ウルサン)や巨済(コジェ)などの失業率が急騰する現象が現れたためだ。