開城工業団地の賃金「5%引き上げ」受け入れ…実利選択した北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.19 10:04
開城(ケソン)工業団地で働く北朝鮮の労働者たちの最低賃金をめぐる南北間交渉が妥結した。昨年11月に北朝鮮中央特区開発指導総局が一方的に5.18%引き上げると発表してから9カ月だ。
統一部は18日、南側開城工業団地管理委員会と北側総局が17日に開城工業団地で交渉した結果、1カ月の最低賃金を5%引き上げることで合意したと明らかにした。今回の合意で開城工業団地の北朝鮮労働者の最低賃金は70.35ドルから73.873ドルに上がり、入居企業は今月の賃金支給日である20日から賃金を正常支給することになった。南北は北側が主張してきた5.18%のうち0.18%は南北当局間協議体である共同委員会で追加議論することにした。