「大卒新規採用する」36.6%…韓国の就職難、金融危機後で最悪(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.30 13:03
韓国政府が経済政策の第1位に挙げたのが「良質な雇用の創出」だ。だが現実は相変わらず暗鬱としている。
今年下半期の大学生の就職難が、2009年の金融危機水準に次ぐとの見通しが出てきた。29日、就職ポータルサイトのインクルートは「上場企業777社の採用担当者に直接問い合わせた結果、今年下半期の大卒新入社員を公募採用すると明らかにした企業は3社のうち1社(36.6%)程度に過ぎない」と発表した。
インクルートは2003年から毎年同じ調査をしているが、金融危機(35.4%)を除き今年が最も低い数値となった。▼景気低迷▼非正規職を正規職に切り替える比重の増大▼学歴を見ない“開かれた採用”が増えるにつれ大卒の新規採用が大幅に減ったという分析だ。