黄相旻（ファン・サンミン）延世（ヨンセ）大心理学科教授は「キム・ヨナ選手の心が傷ついたのなら、心理相談を無料でする。 誠意を込めた謝罪はすでにしたと考えている」と述べた。黄教授は最近、ＪＴＢＣの「ピープル＆トーク」に出演し、このように述べた。

以下は黄相旻教授とのインタビュー内容。

－－まずファクトからもう一度確認したい。「キム・ヨナ選手が教育実習に行ったのはショーだ」という言葉を述べたのは事実か。

「そうだ。 実際、スターのキム・ヨナ選手が教育実習に行ったのはショーになるしかない。 最初に教育実習をするという話を聞いた時、『キム・ヨナ選手がいつ大学に通ったのか』と思ったが、『高麗大に入った』という話を思い出した。 数年過ぎたからもう教育実習をするというのはショーだろうと思って、『何の教育実習なのか』という意味で話したことだ」

－－当時の「ショー」発言の背景は。

「体育教育科ということを後に聞いた。 キム・ヨナ選手が教育実習に行くのは一般大学の４年生が教育実習に行くのとは全く違う経験だ。 教育実習に行った生徒が初日に授業をするような行為をするのはショーだ。 普通の教育実習は最後に試験授業をする。 初日の教育実習の授業はエキシビジョンに似ている。 一種のパフォーマンスのようだ。 キム・ヨナ選手が４年間学校に通ったのかというと、キム・ヨナ選手なら４年間、授業を受けなくても十分に卒業証書を受けることも可能だと考える」

－－ 授業にも出席していないのに教育実習をする資格があるかという意味で話したのではなかったのか。

「そうではない。 大学がマーケティングレベルで教育実習に送ったということではない。 それは話にならない解釈だ。 （中略）キム・ヨナ選手が問題ではなく、大学教育がスターにきちんと適用されていないという趣旨の話だった。 韓国社会で大学卒業証書というものは知識習得、勉強のためのものではなく、この社会で一つの盾、集団に所属する入学資格でないかという次元で韓国人の心理を分析したのだ。 ところがキム・ヨナ選手の所属事務所がキム・ヨナ選手に対する非難だと、数日後にメディアを通して主張してきた」


黄相旻教授「キム・ヨナ、心が傷ついたなら無料で心理相談」（２）