<白頭山工程現場ルポ>「白頭山=中国領」を五輪でPR(1)
中国政府が白頭山(ぺクトゥサン)付近で展開中の開発事業が北京五輪に合わせてほぼ完成の段階を迎えている。中国政府が3年前から進めてきた国家プロジェクト「白頭山工程」が大きく進展したのだ。
「韓民族の聖山」こと白頭山が中国領だというイメージがさらに強まるものとみられる。在中韓国人が最も多く住む延辺朝鮮族自治州では16日、北京五輪の聖火リレーが行われた。中国全域を回るリレーの一環だが、白頭山一帯では韓民族の足跡が日々薄れつつある雰囲気が歴然としていた。