釜山少女像周辺の不法宣伝物を全部撤去…市民団体が反発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.09 17:04
釜山(プサン)交通公社が8日、釜山日本総領事館前の少女像周辺に付着した不法宣伝物を全部撤去した。少女像を設置した市民団体は、少女像を保護するという釜山東区(トング)が責任をないがしろにしていると反発した。宣伝物が貼られた地下鉄のエレベーター壁面は釜山交通公社が管理権限を持っている。
少女像保護運動をする「釜山ギョレハナ」のユン・ヨンジョ政策局長は9日、「東区が少女像の設置を許し、保護するという立場まで明らかにしたが、不法宣伝物に対して何の措置も取っていない」とし、「東区が不要な紛争をあおっている」と指摘した。
「釜山ギョレハナ」は昨年12月31日、少女像を設置して周辺に少女像の保護を主張する宣伝物や横断幕を設置した。そのうちに1月中旬からある市民が「LOVE JAPAN」というカードを手にして1人デモを行い、少女像撤去を求める宣伝物を貼り始めた。