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大韓航空の新任社長「最優先課題は安全」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.12 09:31
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大韓航空の趙源泰(チョ・ウォンテ)新任社長が11日、第7代社長として公式就任した。趙社長はこの日、社長就任以降、公式に明らかにした最初のメッセージとして大韓航空の「変化と革新(Innovation)」を強調した。

趙社長は就任の辞で「米国金利の引き上げやドル高、原油価格の上昇など不確実性が増している」とし、「既存の成長方式に甘んじては、未来を保障することができないため、変化と革新が必要だ」と強調した。

 
革新が急がれる分野として、安全分野を挙げた。「会社の組織全体が意志を共有して努力してこそ、安全を保証することができる」と述べ、最優先課題として革新を提示した。生産性の向上のために業務プロセスも改善する必要があると強調した。就任の辞で趙社長は「激しい競争が展開されている経営環境で原価競争に備えることができなければ、生き残ることができない」とし、「すべての業務プロセスを原点に戻って再検討し、果敢な原価削減策を講じて収益性を改善しよう」と呼びかけた。

変化が必要な分野としてはサービスを取り上げた。顧客のニーズが変わりつつあり、大韓航空にサービス水準の変化を求めているためだ。すべての役職員が現場で顧客のニーズの変化を把握し、先制的かつ積極的に対応することが必要と強調した。趙社長は自己中心的な姿勢も大韓航空に変化が求められる分野として選んだ。彼は「私のものから」考える自己中心的な考え方を捨て、チームワークや献身的な姿勢が必要だと強調し、「みんなが自ら大韓航空の代表社員という姿勢が必要」と呼びかけた。さらに、趙社長本人も、大韓航空が世界的な航空会社として成長していけるように、重い責任を持って力を注いでいきたいと明らかにした。

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