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ノーベル化学賞有力候補ユ・リョン氏「私の“ナノ蜂の巣”研究は純粋な韓国産」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.26 11:33
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ゼオライトは砂の主成分であるシリカとアルミニウムで成り立った結晶性鉱物だ。表面に微細な穴が無数にたくさんあいているのが特徴だ。そのため原油に入れれば穴の間に分子が出入りしてガソリン・ディーゼルなどの分離がはやくなる。だが、穴があまりにも小さいため分子の大きさが小さい物質の触媒以外に使うことができないことが短所とされる。ところがクレスジがメソ多孔性ゼオライトを合成してこのような限界を克服したというのだ。

ユ団長は実物を入手しようと努めたが失敗した。その時、彼の「田舎者気質」が発動した。「入手するのが難しいのなら自分で作れば良い」と考えたユ団長はその後20年間多孔性物質作りにかかりきりになった。

 
99年に世界で初めてメソナノ孔が規則的に配列された炭素(CMK)を合成した。2009年には孔壁面にまで孔がきめこまかくあけられたゼオライトを作った。クレスジが作ったゼオライトは表面にだけ孔があった。孔壁は原子価不規則に配列された非晶質だった。

このために触媒効果を高めるのに限界があった。2011年には大小のナノ孔が規則的に配列されたゼオライトも作った。それだけ分子の流れがはやくなってさらに強い触媒効果を出した。ユ団長の研究結果は世界的な科学ジャーナルである『ネイチャー』や『サイエンス』等に相次いで紹介された。

ユ団長は自身のこのような研究が「米国で習ってきたことではなく純粋国産」と話す。米国で勉強した時に習わなかったことを独学で研究して成果を出したという理由だ。

ユ団長が実際にノーベル賞を受賞することはできるだろうか。「可能性を確認したのでもう少し支援すれば今後私でなくとも2人、3人候補が継続して増えるだろう。そのように見れば10年以内にその中の誰かが本当に賞を受けるのではないか」ユ団長は淡々と話した。

◆ユ・リョン団長=1955年生まれ、86年KAIST化学科教授、2005年大韓民国最高科学技術者賞、2007年国家科学者、2008年KAIST特別名誉教授、湖巌科学賞、2012年IBS研究団長


ノーベル化学賞有力候補ユ・リョン氏「私の“ナノ蜂の巣”研究は純粋な韓国産」(1)

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