<アシアナ機着陸失敗>B777、これまで死亡事故は皆無
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.08 10:06
アシアナ航空が事故を起こしたボーイングB777型機は1995年の初めての商業生産以来、今回の事故が起きるまで死亡事故は1件もなく、業界では安全な機種とされてきた。B777はエアバスのA380とボーイングのB747に次いで3番目に大きい旅客機だ。2基のエンジンでも長距離飛行が可能で経済性も優れている。全幅60.93メートル、全長63.73メートル、高さ18.51メートルに達する。
今回事故を起こしたB777-200ERはB777-200の改良型モデルだ。「ER」は航続距離延長(Extended Range)を意味する。既存のB777-200の最大航続距離が1万キロ未満なのに比べ、B777-200ERは1万4316キロメートルまで飛べる。乗客295人を乗せられる事故機は2006年2月に製造され、同年3月から飛行を始めた比較的新しい機体だ。