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【噴水台】製造業ルネサンスの条件=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.28 13:18
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イタリア・フィレンツェのウフィッツィ美術館を設計したジョルジョ・ヴァザーリ(1511~1574)は「美術史学の父」と呼ばれている。

ゴシック様式、ビザンチン様式、マンネリズムなど現在でも広く使われる芸術用語は彼の頭から出たものだ。それだけではない。人類がヴァザーリに大きな借りのある言葉がある。ルネサンス(Renaissance、復活)だ。

 
著書『画家・彫刻家・建築家列伝』(1550)でヴァザーリは「リナシタ(Rinascita、再誕生)」という言葉を使った。中世1000年の暗黒期を経てギリシャ・ローマ文化が14~16世紀にイタリアでよみがえった学問と芸術の復興を説明した。この言葉がフランス語であるルネサンスに翻訳された。

ルネサンスが政府の話題に浮上した。18日の産業通商資源部業務報告で文在寅(ムン・ジェイン)大統領は政府の産業政策の不在を叱責し「製造業ルネサンス戦略を設けなければならない」と強調した。韓国版「ラスト・ベルト(Rust Belt、衰退した工場地帯)」の危機に立った4つの地域に電気自動車など新たな産業を育成し、2万6000件余りの雇用口を作るという戦略だ。中小ベンチャー企業部は20日に自営業が密集する旧都心商圏を複合開発する「商圏ルネサンス・プロジェクト」を発表した。自営業対策の一環だ。

文明史学者ウィリアム・ダラントは『文明の話』でルネサンスがフィレンツェから始まった理由を分析した。養分はフィレンツェに流れ込んだお金だ。貿易と紡織産業の成長に加え「欧州の金融の首都」だったおかげだ。銀行業などで財力を積んで欧州を思いのままにし経済力と権力を握ったメディチ家は学問と芸術を積極的に後援した。

メディチの傘下に数多くの学者と芸術家が駆せ参じた。ボッティチェリやレオナルド・ダヴィンチ、ミケランジェロ、ガリレオなどだ。お金と天才的才能が革新という相乗効果を生み出し、ルネサンスという花は満開になった。

製造業ルネサンスを論じるには現実は荒れ果てている。ルネサンスを導く企業は保身を図る。反企業・反市長の雰囲気の中で各種規制に足かせをかけられている。投資を敬遠して海外移転を模索する。現代経済研究院によるとことし上半期だけで1764社の新規海外法人が設立され、来年の韓国企業のエクソダスはさらに加速化する見通しだ。

人材も離れている。スイス国際経営開発大学院(IMD)の「頭脳流出指数」は昨年63カ国中54位に落ちた。復活の動力が消えている。ルネサンスの条件はスローガンや計画ではない。力量を発揮する条件と環境だ。荒廃した土地に花が咲くのは難しいことだ。

ハ・ヒョノク/金融チーム次長

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