韓経:<崖っぷちの韓国造船業>現代重工業CEO「いまは生き残りが問題」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.23 11:35
労働組合の行動も指摘した。サムスン重工業労働者協議会が船主を相手に直接受注活動を行い、大宇造船労組が債権団に争議活動自制と賃金据え置きに同意した事実を取り上げ、「仕事を確保するためにわれわれと激しく競争する2社の姿だが、われわれはどうなのか」と問いかけた。彼らは「仕事がなく、どんな形であれ働ける機会を与えるために配置転換を実施したが、労組は会社に対する非難に先導した」と指摘したりもした。
◇「ビッグスリー」の受注量、昨年の5%にすぎず
現代重工業だけでない。サムスン重工業と大宇造船海洋も同様だ。大宇造船海洋の鄭聖立(チョン・ソンリプ)社長は最近の記者懇談会で、「造船産業が中国と日本など競合国から脅威を受けているのはだれもが知っている事実だ」と話した。