シリア、戦車でまた無差別の流血鎮圧…多数の犠牲者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.08 10:48
シリア政府軍の流血鎮圧で７日（現地時間）の一日間に５７人の民間人が死亡したと、ＡＦＰ通信など西側メディアが伝えた。
特に首都ダマスカスから北東に４５０キロ離れたイラクとの国境付近デリゾールでは、政府軍の戦車砲撃で２０人が死亡し、数十人がけがをした。デリゾール付近には数十台の戦車と装甲車が配置され、大きな爆発音が都市全域に響いている。
国連安保理は３日、「シリア政府はすぐに暴力をやめるべき」という内容の議長声明を採択した。ローマ法王ベネディクト１６世は７日に発表した声明で「シリアで暴力が増え、多数の犠牲者が発生し、苦痛が深まる状況を深く憂慮している」と述べた。韓国政府も７日、声明を出し、シリア政府軍の強硬鎮圧を中止するよう要求した。