韓経:「2060年に韓国の人口扶養負担が世界最高に…生産人口100人が103.4人を扶養」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.19 08:55
韓国が2060年には世界で人口扶養負担が最も高い国になるという報告書が出された。国連経済社会局(DESA)は17日にまとめた「2019年世界人口見通し報告書」で、2060年に韓国は15~64歳の生産年齢人口100人が高齢者・幼少年など非生産年齢人口103.4人を扶養しなければならず、調査対象国のうち扶養負担が最も高くなると予想した。
これは出生率、寿命、国際移動など人口変化関連要素が中間水準を維持すると仮定(中位推計)した時の総扶養費推定値だ。総扶養費は生産年齢人口100人が扶養しなければならない非生産人口を示す数値だ。
DESAは韓国の2060年の総扶養費が調査対象国のうち唯一100人を超えると予想した。国連の今回の見通しは2年前よりさらに悪化した。国連は2017年に韓国の総扶養費が2060年に97.4人になると予想した。今年の調査は出生率、寿命、国際移動などが人口減少を加速化する状況を仮定(低位推計)し、韓国の総扶養費が2060年に110.8人に達すると予想した。