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<U-20W杯>韓国、今夜ポルトガルと決勝T初戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.30 09:47
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1979年8月29日に神戸で行われた世界ユースサッカー選手権大会(U-20W杯の前身)本大会グループリーグC組第3戦。チェ・スンホ、イ・テホ、チョン・ヨンファンらが出場した韓国は強豪ポルトガルを相手に善戦したが、0-0で引き分けた。ポルトガルと同じ1勝1敗1分けの韓国は得失点差で組3位に終わった。組1、2位に与えられる8強行きチケットを惜しくも逃した。その後の38年間、韓国はU-20(20歳以下)W杯本大会でポルトガルと6回対戦したが、一度も勝っていない。通算戦績4敗3分けで一方的に劣勢だ。

30日午後8時に天安(チョナン)総合運動場で行われる韓国-ポルトガルのU-20ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント(16強)初戦は、38年間も待った初勝利をつかむ機会だ。申台龍(シン・テヨン)監督(47)率いる韓国U-20代表はギニア・アルゼンチン・イングランドと同じ「死の組」に入ったが、2位でグループリーグを通過した。期待を裏切らない「バルセロナデュオ」イ・スンウ(19、バルセロナ・フベニルA)-ペク・スンホ(20、バルセロナB)もよかったが、2人に劣らずグループリーグで大活躍したのはトップのチョ・ヨンウク(18、高麗大)だ。ポルトガルとの対戦ではチョ・ヨンウクに大きな期待がかかる。

 
理由がある。まだ得点はないが、攻撃への寄与度は決して少なくない。韓国のアルゼンチン戦(23日、2-1勝利)の2ゴールはチョ・ヨンウクが絡んだ。前半18分、イ・スンウの50メートルのドリブルゴールの前、相手DFと競り合ってイ・スンウにパスを出したのがヨ・ヨンウクだ。前半42分には相手陣営に突進してPKを獲得し、ペク・スンホの得点に結びつけた。申台龍監督は「(チョ)ヨンウクはチームが追求するスルーパスで決定的なチャンスを作る戦術の核心」と評価した。イ・スンウも「ヨンウクがよく走るので自分が気楽にプレーできる」と語った。

1999年生まれのチョ・ヨンウクはU-20韓国代表チームの最年少だ。しかし先輩たちよりも成熟している。3歳の時に父と死別したチョ・ヨンウクは「母を幸せにしたい」という一念でサッカーに励んだ。中学入学後に本格的にサッカーを始め、スタートは周囲より遅かった。しかし頑張って練習し、みんなに追いついた。母イ・ボクソンさん(45)は「平凡でない家庭環境だが、表情に出さず明るく育ってくれて感謝している。今大会で誰よりも熱心にやっているという言葉を聞いてうれしい」と語った。

チョ・ヨンウクのそばには2人の「申監督」がいる。1人は申台龍監督、もう1人は申監督の息子、高麗大のFWシン・ジェウォン(19)だ。チョ・ヨンウクの大学の同期であり親友のシン・ジェウォンは、父が監督を引き受けた後、U-20代表の夢をあきらめた。その代わり友人のために個人分析官の役割を買って出た。チョ・ヨンウクは「リトル申監督(シン・ジェウォン)の方が怖い時がある。それでも叱責後に激励を忘れない良い友人」と語った。

チョ・ヨンウクは1月のU-20代表の欧州キャンプ当時、ポルトガルとの強化試合(1-1)で得点した。相手のオフサイドトラップをすり抜けてGKと向き合い、ゴールを決めた。ポルトガルのエミリオ・ペイシェ監督も試合前日の29日、「前にスピードがある良い選手たちがいる」とし、イ・スンウ、ペク・スンホとともにチョ・ヨンウクを警戒対象に挙げた。チョ・ヨンウクは「ロールモデルはセルヒオ・アグエロ(マンチェスターシティ)。ラインで隙を狙って走る動きを反映しようと映像を見ながら研究している」と話した。チョ・ヨンウクのニックネームは「チョグエロ」(チョ・ヨンウク+アグエロ)だ。

申台龍監督もグループリーグを通過した後、自信がさらに強まっている。申監督は2010年アジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ優勝、2011年FAカップ優勝、2016年リオ五輪8強などトーナメントに特に強く、「トーナメント勝負師」とも呼ばれる。申監督は「トーナメントは一発勝負なので戦術や選手交代のタイミングなどを冷静に判断しなければいけない」とし「これを直感という人もいるが、チームを詳細に把握してこそ可能」と話した。続いて「私はどんな勝負でも緊張せずストレスも受けない。監督が軸を維持してこそ選手が安心してプレーに集中できる」とし「最後の1%まで徹底的にする」と強調した。

◆チョ・ヨンウク

生年月日:1999年2月5日

体格:178センチ、体重73キロ

家族:母イ・ボクソン(45)

学校:亀山(クサン)中-オンナム高-高麗(コリョ)大

ロールモデル:セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン)

好きなタレント:Red Velvetのアイリン

ニックネーム:チョグエロ(チョ・ヨンウク+アグエロ)、シューティングモンスター

2017U-20W杯:3試合出場、無得点(PK獲得)

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