韓国海警、暴力抵抗の中国漁船に40ミリ艦砲・機関銃使用へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.12 09:27
今後、違法操業中の中国漁船が暴力を行使して取り締まりに抵抗する場合、海警は艦砲や機関銃で船体に向けて直接攻撃を加えることができる。違法操業漁船が韓国水域を抜け出して逃走しても公海上まで追跡して検挙する。韓国政府は7日の海警高速ボート沈没事件を受け、中国漁船への強硬対応策を11日に発表した。
国民安全処海洋警備安全本部のイ・チュンジェ調整官は関係部処合同ブリーフィングで「正当な公務執行を妨害する中国漁船に対しては必要な場合、共用火器射撃、さらには警備艦艇が中国漁船に衝突する方式など動員可能なあらゆる方法を活用する」と述べた。その間、海警は危急状況で拳銃(K-5)、小銃(K-1)など個人火器だけを制限的に活用した。海洋警備法には「船体・武器・凶器で攻撃を受ける場合、共用火器を使用できる」という条項があり、海警警備艦は40ミリ艦砲、20ミリバルカン砲、M60機関銃など、さまざまな共用火器を備えている。