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韓国型機動ヘリ「スリオン」、飛行距離1.6倍で独島往復に成功

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.11 09:01
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韓国航空宇宙産業(以下、KAI)が開発した国産多目的機動ヘリコプター「スリオン(Surion)」が最近、「独島(ドクト、日本名・竹島)往復飛行」に成功した。

KAIの関係者は10日、「スリオン派生型機体が最近、3時間ほどかけて浦項(ポハン)-独島往復飛行(約524キロ)に成功した」とし「任務を終えても1時間ほどさらに飛行できる分量の燃料(約1100ポンド)が残り、最長飛行時間は4時間台に増えた」と述べた。スリオンは戦闘用を基本に輸送用・救助用・空中強襲用など多様な目的で使われる。

 
2012年の最初の開発当時、スリオン基本型の滞空時間は2時間30分、航続距離は443キロで、非常時に独島など長距離の奧地に迅速に兵力と人材を派遣するのは難しいという指摘があった。

スリオンは現在、陸軍で使用中の基本型(燃料タンク4つ)と警察庁で使用中の機体(燃料タンク5つ)の2種類の機種を運用中だ。独島往復飛行に成功したスリオン派生型は機体内部に計6つの燃料タンクを搭載して航続距離を増やしたのが特徴だ。従来の燃料タンクに取り外しが可能な内部型燃料タンク1つを追加で搭載した。スリオン派生型の最大航続距離は729キロ。

派生型の作戦重量は1万9200ポンド(約8709キロ)。KAIの関係者は「独島往復飛行当時は操縦士と乗務員のほか、任務装備をすべて備えた搭乗者7人(700キロ)を載せて移動し、実際の作戦に適用可能かどうかも確認した」とし「発注者が要求した仕様を完全に満たす結果を得ることができて満足している」と述べた。

スリオンは2006年からKAIなどが1兆3000億ウォンをかけて開発を完了した国産ヘリコプター。韓国軍が保有中の500MDやUH-1Hなど老朽ヘリコプターを入れ替えるために開発された。韓国は世界で11番目のヘリコプター開発国となった。現在約30機が国防部と警察庁に納品されて運用中だ。1機あたりの価格は基本型が200億-250億ウォン、独島往復飛行に成功した派生型機体は約300億ウォン(約30億円)。

今回の独島往復飛行成功で、国内外の中大型ヘリコプター受注戦でも弾みがつくと期待される。航空業界では今後25年間にスリオン級ヘリコプターの需要が世界的に1000機に達するとみている。KAIはこの市場でシェア30%が目標だ。スリオンは開発初期から輸出を念頭に置いていた。米アラスカで実施した氷点下40度の飛行など計50余回の飛行試験と121項目のテストを行ったのもそのためだ。

しかし本格的な輸出のためには課題も多い。まず納品実績を築くことが重要だ。ヘリコプター運用目的別の多様な派生型機体の開発も併行しなければならない。国内市場の需要をつかむのも容易でない。最近も江原(カンウォン)消防本部は中大型級ヘリコプター補充事業を進めたが、事実上スリオンを排除して外国産ヘリコプターの導入を推進している。

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