玄オ錫副首相「経済回復の火種…体感できず残念で申し訳ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.17 10:10
「景気回復の火種はある程度生かしました。ただ国民が回復を体感できないことに対し残念で申し訳なく思います」。
玄オ錫(ヒョン・オソク)副首相兼企画財政部長官が1年3カ月間の在任期間を振り返って出した感想だ。16日に政府世宗(セジョン)庁舎で開かれた記者懇談会でのことだ。後任に崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相候補が指名された状況で行われた事実上の告別懇談会だ。
玄副首相は、「国民の立場では自分の子どもが華やかな職場に入り、自分の店にお客があふれてこそ経済成長を肌で感じられる。政府は民生経済活性化にもっと努力しなければならない」と話した。セウォル号沈没事故の衝撃が内需消費に及ぼした影響に対しては「第2四半期の全体指標とともに経済回復傾向をしっかり注目する必要がある」とした。