三星寄付8千億ウォン…あちこちから「助けてほしい」
三星(サムスン)の8千億ウォン(約973億円)献納発表後、三星社会奉仕団の電話器はまるで火がついたようだ。「助けてほしい」とあちこちから電話がひっきりなしにかかっているのだ。
「生活が苦しいので助けてほしい」と泣いて訴える人、「助けてくれなければつまらない」と脅迫する人まで多様だ。「児童福祉施設だが、古くなった暖房施設を替えてほしい」「町内に高齢者福祉施設を立ててくれ」などはまだいい方。「家を買うのにお金が足りないから分けてくれ」「破産しそうだ、助けてくれ」という困った電話もかかってくる。
三星社会奉仕団ファン・ジョンウン部長は「1日100件以上の電話がかかり仕事ができない」とし「三星が寄付するというとそれに目がくらむ国民がいるようだ」とやや閉口ぎみだ。