「李前大統領の実兄、ポスコ会長選任に介入…5年間ポスコを私有化」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.06 13:23
李明博(イ・ミョンバク)前大統領の実兄である李相得(イ・サンドゥク)元セヌリ党議員(80)が鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)前ポスコ会長(67)の選任過程に介入し自身と関連した3つの企業が特恵を受けられるようポスコに影響力を行使したという陳述を検察が確保した。
ソウル中央地検は5日、李元議員を被疑者として呼び深夜まで調査した。検察はポスコの前職・現職関係者らに対する調査の結果、李元議員が2009年に鄭前会長選任に積極的に介入した端緒を捉えた。当時朴永俊(パク・ヨンジュン)元知識経済部次官(55)が会長選任と関連してポスコ関係者らと相次いで会い、背後に李元議員がいたとの陳述が出てきたという。