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【コラム】ソウルをシンクタンクのメッカにしよう(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.06 13:16
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窮極的にソウルが世界のシンクタンクの中心となるには革新能力が重要だ。模倣には限界がある。国内外の研究と討論を統合するネットワークが必要だ。気候変化や「サイバー空間の未来」のような極めて複合的な問題について世界各国の新しい政策を調整して巨大プロジェクト遂行のための役割を分担するからだ。

小型・大型のシンクタンク間の協力も増進しなければならない。大型シンクタンクは予算が多く世界的な専門家たちに対するアクセシビリティが良い。小型シンクタンクは柔軟性が良く普通の人々が何を必要としているのかを、よりよく知っている。韓国がこうしたシンクタンクの間に財源と知識を共有する戦略を開発すれば革新的なシンクタンク生態系が誕生できる。

 
不幸にも政策に対する批判的な見解を提示するソウルの進歩的シンクタンクは、国際社会を魅了する主張を出すことに失敗している。外国語になった文献を多く生産していない。パートナー関係である海外シンクタンクもあまりない。一方、保守的なシンクタンクは国際金融や安保問題のように普通の人たちの必要性とかけ離れたトピックにとどまっている。青年層の雇用、環境破壊、貧富格差の問題を扱っていないのだ。

最後に、海外シンクタンクの模倣よりも韓国の知的伝統に土台を置いた固有の観点と論理を強調する時、韓国シンクタンクの世界性・効果性が最大化できる。韓国の最大の強みは帝国主義的な支配の伝統から自由だということだ。韓国はバランスが取れていて互恵性のある国際関係を標ぼうする。それでほかの先進国シンクタンクよりもさらに開放的な討論の場を用意できる。

韓国は朝鮮時代から牽制と均衡、そして持続可能な発展を模索する立派なガバナンス伝統を維持してきた。これは世界的な含意がある政策革新の土台だ。最近の製造業分野での成功よりも14~18世紀に韓国が成し遂げた制度革新を浮上させてこそ、より深みのある韓国型アプローチ法を開発して世界に出せる。

韓国には集賢殿(チプヒョンジョン)という偉大なシンクタンク遺産がある。集賢殿は、途方もない自由と独立性を維持した政策討論の中心だった。長期的で道徳的なガバナンス構築のための具体的な研究成果を吐き出した。儒教の伝統を重視していたが、政策研究に対するアプローチ法は極めて実用主義的だった。現実問題を解決し、より公平性のある社会を建設しようとする世宗大王(セジョンデワン)の改革を後押しするためであった。20世紀以前に世界的にこうした立派なシンクタンクは類例を探せない。次世代の韓国のシンクタンクもこうした集賢殿を参考にすれば、世界的シンクタンクの新しいモデルになることができないだろうか。

エマニュエル・パストリッチ慶煕大国際大学院教授

◇外部執筆者のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。


【コラム】ソウルをシンクタンクのメッカにしよう(1)

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