【コラム】ソウルをシンクタンクのメッカにしよう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.06 13:15
世界的にシンクタンク(think tank)は政策討論の核心空間に浮上した。専門家、政府や民間部門の代表、市民が社会・経済懸案を討論する舞台がシンクタンクだ。ワシントンにあるブルッキングス・ヘリテージ財団は、政策討論の長年にわたる伝統を誇っている。最近ソウルでも峨山(アサン)政策研究院、東アジア研究院、外国人が設立したシンクタンクなど大小のシンクタンクが浮上している。
ますます多くの開発途上国が韓国のインフラ、製造業のノウハウ、電子政府などをベンチマーキングしているという事実を考慮すれば、ソウルのシンクタンク・クラスターがガバナンス革新のセンターになることもできるのではないだろうか。特に韓国の世界的なビジネス・教育の役割を考慮すれば確実だ。それでもそうしたビジョンを実現するにはいくつか重要な一歩を踏み出さなければならない。