【取材日記】ユニオンシティ日本軍慰安婦碑の前で…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.06 08:34
4日(現地時間)、米ニュージャージー州ユニオンシティにもう一つの日本軍慰安婦碑が設置された。米国で7つ目の慰安婦碑だ。碑石には「韓国をはじめ、各国の数多くの女性が日本軍によって『性的奴隷(Sexual Slavery)』として強制動員された」という内容が刻まれた。
慰安婦碑が設置されたところからは、米国の心臓というニューヨーク・マンハッタンを見渡せる。数歩離れたところには米同時多発テロの犠牲者の追悼碑がある地域の名所だ。一日にマンハッタンとニュージャージーを行き来する数十万台の車がこちらを通る。ユニオンシティ側は、より多くの人が日本軍慰安婦問題の蛮行を再確認し、慰安婦被害者を慰霊できるよう慰安婦碑の場所をここに決めたと説明した。
今回の慰安婦碑設置は米地方政府が積極的に主導した。韓国人社会が主導権を握って政界を動かした他の地域の慰安婦碑設置とは展開の過程が違った。ユニオンシティの関係者は基本人権蹂躪という慰安婦問題の本質に目を向けた。ルシオ・フェルナンデス市会議員は「慰安婦問題はホロコースト(ユダヤ人大虐殺)と同じ」と述べた。ブライアン・スタック市長は「慰安婦碑は過去にどんなことがあったのかを後世に教育し、同じ過ちを繰り返さないためのもの」と語った。