「換気口、造形物で接近を遮断…ふたは頑丈な一体型に」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.20 16:55
27人の死傷者を出した京畿道城南市板橋換気口崩壊事故は、十字型アングル(支え)の左側部分が折れて発生した。横5メートル、縦3メートルの鉄製のふたは1.5-2トンの荷重に耐えられず崩れ下に落ちた。ふたを支えていたアングルが過度に弱く設計されたからだ。
しかし当初から換気口をどう設計・施工していなければならなかったのかという答えがない。関連法(建築物の設備基準等に関する規則)にこれに関する規定がないからだ。国土交通部の関係者は「換気口は設計・施工など建築専門家が該当建築物の位置や設計を考慮して最適な場所を選んで設置し、責任を負う」とし「すべての事項を一つ一つ法と制度に盛り込むのは難しい」と述べた。