夫人のチョさんを暴行・脅迫および衛星利用測位システム（ＧＰＳ）を取り付けて位置追跡をした容疑などで裁判中の俳優リュ・シウォンが法律の条項の明確でないことを理由に違憲法律審判を請求した。

２４日、リュ・シウォン側は韓国の日刊スポーツとの電話インタビューで「リュ・シウォンが今月１５日に違憲法律審判を請求したことは事実だ。国民全体が哀悼の雰囲気にある現在、このようなニュースが広まり申し訳なくてこれ以上お話しにくい」とし、「正確なことは裁判所が判断するだろう」と明らかにした。

リュ・シウォンは今月１５日、大法院（最高裁判所に相当）に位置情報の保護および利用などに関する法律のうち、個人位置情報条項の規定および定義が明確性の原則に反するという理由から違憲法律審判を請求した。

これに先立ちリュ・シウォンはチョさんを暴行、脅迫および位置追跡した容疑などで原審で罰金７００万ウォン（約６８万円）の支払いを宣告された。リュ・シウォン側は公判で妻と子どもの安全、自分名義の資産である車両を守ろうとＧＰＳを取り付けたものだと主張して控訴したが裁判所はこれを棄却した。現在、リュ・シウォンの上告で大法院からの判決を待っている。違憲法律審判の請求の決定が下された場合、憲法裁判所での決定が出るまで裁判は中断される。

一方、リュ・シウォンは離婚訴訟中のチョさんと２０１０年に結婚して娘１人がいる。