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【グローバルアイ】墓穴を掘った韓日両国の野党(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.17 16:22
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国民に対する民主党の約束違反を浮き彫りにして政権を取り戻したいという気持ちが強いが、それは「自らの事情」「陣営内部の政治工学」にすぎない。 「野田首相の消費税10%はだめで、自民党の消費税10%は正しい」という主張に国民は共感しない。 このため民主党の無能力ほど自民党の無責任が同時に浮き彫りになった。 民主党内閣の支持率が「政権維持のマジノ線」である20%近くまで落ちても、自民党は代案勢力として支持を受けられずにいる。

大統領選挙の前哨戦として行われた韓国の総選挙は、執権セヌリ党の勝利で終わった。 セヌリ党の大逆転勝利に最も貢献したのは韓国の野党だ。 特にキム・ヨンミン候補の低質な発言に対する、民主統合党の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表の謝罪は圧巻だ。 「キム候補の発言は理由に関係なく過ちであり、国民にも繰り返しお詫びする。他の候補にも申し訳ない。 しかしキム候補は辞退しないと話しており、政権審判が重要なので私たちを支持してほしい」という趣旨の言葉は、謝罪というよりも典型的な国民無視だ。

 
総選挙の勝利と12月の大統領選挙のためには、インターネットラジオ番組「ナコムス」を叩けないという自分たちの政治工学に陥っている間、国民は民主統合党に静かに背を向けた。政権奪還を目指す日本の自民党と韓国の野党はお互いにとって他山の石だ。 国民は彼らより静かだが、はるかに賢明だ。

徐承煜(ソ・スンウク)東京特派員


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