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【噴水台】チェス盤上の大統領=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.16 11:43
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「チェスのように自ら質問することが重要なスポーツはない。その都度、必ずその結果が待っている」

伝説のチェスチャンピオン、ガルリ・カスパロフ(56・ロシア)の話だ。著書『決定力を鍛える チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣』(2008年)で「その手が戦略に適合するかどうかをずっと問わなければ一貫性のある計画を持って取り掛かるチェス棋士に勝つことはできない」と書いた。頭脳スポーツの本質であり「必勝秘法」だ。そのような彼も1997年、IBMのスーパーコンピュータ「ディープ・ブルー」に負けた。「向かい側に新しい次元の知能が座っているようだった」というのが敗者の感想だ。

 
変化の激しいチェスの戦略は外交に比喩されたりする。米国の外交大物であるズビグネフ・ブレジンスキー(1928~2017)の影響が大きい。ポーランド出身でハーバード・コロンビア大学教授を経てカーター行政府の国家安保特別補佐官を務めた彼は『壮大なチェス盤(The Grand Chessboard)』(1998)という本でユーラシア大陸をチェス盤に例えて説明した。冷戦以降「世界一の地位(global supremacy)」を維持しようとする米国の見方から地政学的戦略を提示した。本の冒頭には「私の学生たちに-彼らが明日の世界を作ることを助けるために」と書いた。極東アジアには米国が「イカリ」を下していなければならないと言いながら「米国と中国、日本という3大強国間の相互作用が危険な地域的方程式を表わすだろう」と見通した。

20年後の地政学的チェス盤はアルファ碁も手にあまる高次方程式になった。ブレジンスキーの予想より中国はさらに強くなり、韓国は従属変数を拒否している。日本は韓国大法院(最高裁)の判決を口実に経済制裁を振り回している。文在寅(ムン・ジェイン)大統領も「12隻の船を率いて」盤の上に立っている。言い争いでない手のけんかをするためには、批判と入れ知恵に心を開いて問うて、また問うことだ。先に手は渡したが、チェスは終わっていない。

キム・スンヒョン/論説委員

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