賛否投票に入ったルノーサムスン労働組合…交渉妥結か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.21 13:52
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ルノーサムスン釜山(プサン)工場(写真=ルノーサムスン)
2018年賃金および団体交渉の暫定合意案をめぐりルノーサムスン車企業労働組合が21日午前11時から賛否投票を始めた。ルノーサムスン車の労使は17日、2018年賃金および団体交渉(賃金団体交渉)暫定合意案を出した。
暫定合意案は基本給を据え置く代わりに成果給で賃金を補償する内容が骨子。ルノーサムスン車の労使が一歩ずつ譲歩して妥協案を出したという評価だ。組合員の過半数がこの日の投票で賛成すれば、暫定合意案は原案そのまま妥結する。
この日の賛否投票で暫定合意案が否決されれば、ルノーサムスン車は最悪の状況を迎える。仏ルノー自動車本社が提示したデッドラインの延期が事実上不可能な状況で新車の配分を受けられなくなる可能性が高まる。