【中央時評】青年雇用、今後の5年が重要だ=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.09 15:04
しかし当分は就職を希望する青年が多く、青年雇用対策が非常に重要となる。生涯最初の職場を長期間得ることができなければ学んだ知識と技術を浪費することになり、労働市場に参入するのがさらに難しくなる。政府が職業教育と訓練の機会を提供し、青年を企業と結びつけるなど就職を積極的に助ける必要がある。青年が創業を練習し、未来の技術を習得する機会を拡大し、創業する時には資金とコンサルティングを支援しなければいけない。
「リセットコリア」は、政府が5万人の青年を選抜し、賃金と年金の相当部分を負担しながら、革新中小企業に勤務させるという破格的な政策を提示した。現在大きな効果がない雇用対策予算1兆ウォン(約1000億円)で施行できる政策だ。中小企業に就職すれば人生の敗北者として扱われると青年は恐れているため、就職難がさらに深刻になっている。求職者も希望を調整するべきだが、今は政府が「青年産業支援団」のような名称で選抜して革新中小企業に一定期間派遣し、技術開発、海外市場開拓、法律・会計業務などを支援しながら実務経験を積み上げることができる案だ。