金正恩委員長、脱北に怒り…外務次官を粛清

金正恩委員長、脱北に怒り…外務次官を粛清

2016年10月12日08時09分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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宮錫雄(グン・ソクウン)外務次官
  北朝鮮の対欧州外交の核心人物である宮錫雄(グン・ソクウン)外務次官が最近粛清され、家族とともに地方の協同農場に追放されたと、対北朝鮮消息筋が11日伝えた。宮外務次官の解任は金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の指示に基づくもので、在英北朝鮮大使館の太永浩(テ・ヨンホ)公使の脱北・亡命などに対する問責だと、この消息筋は話した。

  対北朝鮮消息筋はこの日、「太永浩公使の脱北事態があった7月末から外務省に対する大々的な検閲が行われた」とし「宮錫雄外務次官が欧州地域の公館管理の責任を問われて粛清された」と述べた。宮外務次官が粛清されたのは太永浩公使の脱北・亡命のほか、ほぼ同じ時期にロシアのウラジオストクで北朝鮮の外貨獲得幹部が巨額を握って潜伏した事件まで発生したためだと、この消息筋は説明した。

  72歳の宮錫雄外務次官は平壌(ピョンヤン)外国語大を卒業した後、ヨルダン駐在大使を務め、2005年には金日成(キム・イルソン)勲章を受けた。1998年に外務次官に任命された後、20年近くロシア・欧州外交の責任を担ってきたベテラン外交官というのが政府当局者の評価だ。北朝鮮メディアは宮錫雄外務次官が8月16日に平壌で開かれた在北朝鮮ロシア大使館のパーティーに出席した後、彼の動静を報道していない。

  宮外務次官のほか4人の外務省欧州ラインの高官も地方追放などの重罰を受けたという。消息筋は「金桂冠(キム・ケグァン)第1外務次官(73)も問責危機を迎えたが、臥病中であるためひとまず対象から除外されたという話を聞いた」と伝えた。金桂冠第1外務次官は北核外交など対米交渉を主に担当し、太公使と親しく海外公館に長期滞在できるよう便宜を図った点が問題になったという。

  対北朝鮮消息筋は「先月末に発生した保健省第1局出身の北京代表部幹部の脱北・亡命事態についても、北の当局が調査を進行中」とし「国家安全保衛部局長出身の安全領事(動向把握と監視担当)が平壌に召還されるなど問責があるだろう」と話した。在中北朝鮮大使館所属の料理人が疑問の自殺をする事件までが発生し、落ち着かない雰囲気だと、消息筋は伝えた。
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