【コラム】国内観光を生かす方法=韓国(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.02.10 16:56
この部分において最近、韓国政府が国内観光振興レベルで出した春・秋それぞれ11日ずつの観光週間について考えることになる。趣旨は、韓国人の海外観光の波を国内に持ってこようというものだ。これは意欲とは関係なく容易ではないという心配が先んじる。韓国ギャラップ研究所の世論調査では、暇さえできれば海外に出て行こうとする人々の欲求はすでに90年代から旧正月・秋夕(チュソク、中秋)の帰省本能をも圧倒した。その上、国内には見るものも遊ぶものも良くない上に高いだけだという不満が積み重なって久しい。
その結果、国内観光市場の内国人比率が先進国は80~90%なのに、韓国は60%未満になった。これが、2013年に1484万人が海外に行き、主に「食べて遊ぶのに」178億3820万ドルを散財してきた新記録の背景だ。しかし、時間をより多く与えて支援金を出せば期待どおりに新しくできた22日間の余裕が国内観光に戻る流れとなるだろうか。