テポドン発射と同時に米MDが史上初稼働

テポドン発射と同時に米MDが史上初稼働

2006年07月07日11時44分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  5日午前 5時。

  北朝鮮が咸境道舞水端里(ハムギョンド・ムスダンリ)ミサイル試験場でテポドン2号ミサイルを発射されるやいなや米国のミサイル防衛(MD)体系が非常事態となった。米国が1990年代から開発してきたMDが、初めて稼働されたのだ。

  まず高度3万5780キロの停止軌道に乗った赤外線探知衛星(DSP)がテポドン2号ミサイルの後部から出た火花を探知した。探知状況は実時間で米中部コロラドスプリングスの北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)状況室に軍事通信衛星を通じて伝達された。

  同時に東海(トンヘ、日本海)に配置された米海軍と日本海上自衛隊のイージス艦がテポドン2号の飛行軌跡を追跡した。

  アラスカ西に設置された長距離X-バンドレーダーも電波を送ってミサイルを追跡した。NORADはアラスカフォートグリーリーとカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地に配置された迎撃ミサイル部隊に迎撃準備態勢を指示した。フォートグリーリーには地上配置迎撃ミサイル(GBI)9基が、バンデンバーグ空軍基地には2基が配置されている。GBIは秒速6.4キロの速度で飛び、230キロを飛行する弾道ミサイルを破壊する。

  東海で活動中の米国の最新型イージス級巡洋艦サイロ(CG67)も迎撃態勢を整えた。サイロは弾道ミサイルを迎撃するSM-3ミサイルを搭載し、初めて実戦配置されたイージス艦。SM-3は100キロ以上の高度を飛行する弾道ミサイルから400キロ離れた地点から発射初期に迎撃することができる。

  しかしNORADは120秒で燃焼して正常速度を出すことができるテポドン2号の1段ロケットが42秒で燃焼し、米国に脅威にならないと判断した。

  この日、江原道(カンウォンド)キッテリョン基地から発射されたノドン1号とスカットCミサイルは射距離が1300キロ以下のため米本土には到達しない。これによって米国のMD非常態勢は解除され、迎撃ミサイルも発射されなかった。

  6日、米国メディアによると米国は北朝鮮がミサイルを発射したとき、アラスカとカルフォルニアに配置した迎撃ミサイルを非常稼働した。ブライアン・ウィットマン米国防省スポークスマンは「北朝鮮がミサイルを発射する間、迎撃ミサイルが稼働、すべてのミサイル発射過程も探知されて監視された」と明らかにした。

  米国は6月初め、試験段階にあったMD体系を実戦モードに切り替えていた。
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