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<Mr.ミリタリー>米国の対北最後通牒、次は海上遮断と先制攻撃(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.15 14:50
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しかし韓国政府が北朝鮮に対する海洋遮断作戦に参加するかは未知数だ。政府は平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を控えて北朝鮮との摩擦を避けようとしている。最近、米国側が北朝鮮の大量破壊兵器搬出入を遮断する訓練を韓日米が共同で実施しようという要請をしてきたが、政府の反対で実現しなかったという。日本以外に他の国が加わらなければいけないというのが条件だった。韓日米が今年4月の第9回安保会議(DTT)で海洋遮断訓練の成果を前向き評価しながらも、事実上拒否したのだ。

海軍によると、対北朝鮮海洋遮断作戦についてまだ米国側から話はないという。このような雰囲気を見ると、米国は韓国を排除した状態で北朝鮮に対する海洋遮断作戦を実施する可能性がある。しかしその間、韓国も毎年、対北朝鮮海洋遮断訓練を実施してきた。このため韓国が自己矛盾に陥るおそれもある。韓国は2009年に大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)に加盟した後、米国・日本・豪州・ニュージーランド・シンガポールなどと数回にわたり海上遮断訓練を実施した。大量破壊兵器を積んだ不審船が北朝鮮に行き来するのを海上で遮断するためだ。大量破壊兵器を積載した船にヘリコプターで空中から乗り込む訓練もあった。11月にも韓米豪の海軍が済州沖で多国籍連合海洋遮断訓練を実施した。

 
北朝鮮については大量破壊兵器の取引を防ぐためのPSIでなくとも海洋遮断の国際的根拠は十分にある。北朝鮮の核開発とミサイル発射による国連安全保障理事会の対北朝鮮決議案(1718、2270、2375号)に基づくからだ。9月の北朝鮮の6回目の核実験後に出てきた安保理決議案2375号は、北朝鮮の油類搬入、石炭輸出を含む貴金属などさまざまな物品の輸出入を禁止している。11月29日の北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」発射で、さらに強力な安保理決議案が出てくる見込みだ。このような決議案に基づき、海洋警察は昨年3月、禁止貨物を積載したと疑われる第3国の船を遮断して検査する訓練を韓国南部の海上で実施した。当時、北朝鮮南浦港(ナムポハン)に向かう貨物船を釜山(プサン)港付近で海警の艦艇10隻とヘリコプター4機を動員して遮断する訓練をした。海警は特攻隊を投入し、空砲弾を撃って不審船を停止させ、精密検査を実施した。

米国が近く対北朝鮮海洋遮断作戦を実施する場合、問題は中国とロシアだ。韓国軍事問題研究所のキム・ヨルス安保戦略室長は「北の船はほとんど中国・ロシアに物を運ぶため、渤海湾を通じて中国に行き来したり清津(チョンジン)から直接ウラジオストクに出入りすることができる」と話した。米国が中国とロシアの沿岸にまで艦艇を投入して遮断するのは限界がある。北朝鮮が中国領海に近い渤海湾の公海上で船と船の間で禁止物品を交換できるということだ。結局、中国政府が強い姿勢を見せてこそ北朝鮮に対する海洋遮断が可能だ。今回の韓中首脳会談でこうした問題が議論されたかどうかが気になる。

キム・ミンソク/軍事安保研究所長/論説委員


<Mr.ミリタリー>米国の対北最後通牒、次は海上遮断と先制攻撃(1)

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