釜山少女像設置の影響が予想されていたのに…韓国外交部の対応後手に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.12 08:09
釜山(プサン)日本総領事館前に少女像が設置された場合、韓日関係が直面する影響を韓国外交部は以前から予想していた。だが、これを最小限に抑えるような準備を怠った。
日本側はこれまで、公式・非公式接触時には総領事館前の少女像設置の可能性に何度も懸念を表していた。日本は昨年6月、森本康敬総領事を釜山に派遣した時も「少女像の設置だけはさせないように」という「特命」を下していたという。
だが、外交部は釜山東区庁が「道路法上、占有許容対象ではない」という理由で設置を許可しないことだけを信じた。「該当地方自治体が自ら判断する事案」という立場を保っていた。しかし、昨年12月28日に市民団体が設置した少女像を強制撤去した後、国民的な非難が起きると、朴三碩(パク・サムソク)釜山東区庁長は立場を変え、2日後に少女像の設置を黙認した。