【コラム】習近平・プーチン・崔竜海はどう思っただろうか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.11 08:16
崔竜海(チェ・ヨンヘ)北朝鮮労働党書記=これほどの屈辱はない。私を一番端に座らせた。米国の傀儡である朴槿恵が習近平、夫人の彭麗媛と中央にいるというのに。中国の奴らは本当に我々の最高の敵だ。中国は米国に劣らない脅威だ。我々に核が必要な理由は中国のためでもある。もし朴槿恵が我々に中国カードを使おうとすれば、我々は強大な核抑止力で彼女が間違っていることを立証する。一発だけ食らわせても中国は後ずさりするだろう。
しかし雰囲気がよくない。金正恩(キム・ジョンウン)は気まぐれだ。中国の冷遇が私のためだと言い出せばどうしようか。中国や朴槿恵のためだと金正恩の怒りの方向を必ず変えておかなければいけない。
プーチン露大統領=中国は危険な国だと私に警告した参謀の言葉は間違っていないようだ。金自慢と傲慢な態度は相当なものだ。しかし今は中国ではなく西欧に屈辱感を与える必要がある。ウクライナは母ロシアの子だ。いつもそうだった。北大西洋条約機構(NATO)は絵に描いた虎だ。しかしその実体をゆっくりと見せなければいけない。そうしてこそ欧州が国防費削減を続ける。米国はずっとためらい、揺れている。