セウカン混入ネズミの頭、農心で調査後廃棄していた

セウカン混入ネズミの頭、農心で調査後廃棄していた

2008年03月19日08時58分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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△セウカン



  農心‘カラオケセウカン’からネズミの頭と推定される異物が発見されたという食品医薬品安全庁の発表以後、波紋が広がっている。

  農心は18日午前、謝罪文を出して「カラオケセウカン生産を中断し、該当の製品を全量廃棄する」と発表した。大型商店もこの日午前、すべての売場から製品を撤去した。しかし、年売上600億ウォン(約59億円)にもなる“国民スナック”から嫌悪な異物が発見されたという事実に消費者たちは衝撃を隠せずにいる。特に農心が1カ月間事件を隠していた点や、証拠物であるネズミの頭を廃棄していた点が世論を悪化させているのだ。

  ◇証拠物廃棄ミステリー=「どんな経路で入ってきたかは分からないが、異物はネズミの頭と推定され、お菓子とともに揚げられたようだ」。13日、農心釜山工場を視察した食医薬庁が下した結論だ。農心の調査で、ネズミの毛が熱により焼けて発見されたのが根拠だ。しかし、これは食医薬庁の推定にすぎない。唯一の証拠である異物を農心が廃棄してしまったからだ。

  食医薬庁食品管理課チェ・ジョンドン氏は「農心が調査過程でネズミの頭を砕いて廃棄したため、異物写真と会社側の分析結果から暫定結論を下した」とし「半製品を作る中国青島工場を調査して異物搬入の可能性を調査する」と説明した。

  農心側は「異物成分を分析するためにこれを粉砕し、消費者が調査結果を受け入れたと判断して異物を捨てた」と明らかにした。

  ◇届け出あった後1カ月間何もせず=会社の遅い対応もやり玉に挙げられている。農心は先月18日、忠北清原郡の消費者から異物に対する届け出があってからも1カ月間、何の措置も取らなかった。13日、情報提供を受けた食医薬庁が現場の調査に乗り出すと、ようやく製品を撤去し始めた。17日午後、食医薬庁がこの事実を発表すると18日午前、慌てて謝罪文を出した。該当の製品のような原料で生産されたセウカンはこれまで市中に堂々と流通されていた。該当製品を“全量廃棄”するという謝罪文の内容も事実と違う。問題になった製品が製造された時期に生産された2万5000箱のみを廃棄するという。

  ◇“みてくれだけ国産”だった国民スナック=カラオケセウカン半製品が中国で作られるという事実が明らかになり、加工食品の原産地表示規定が問題となっている。この製品は韓国から原料を持ちこんで中国で半製品を作っているが、包装紙にはそういった説明はない。規定上、加工食品は、原料原産地と最終加工地を表示すれば良いからだ。農心に対する行政制裁はそれほど厳しくない見通しだ。
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