北朝鮮の空気浮揚艇を打撃できるロケットの発射実験に成功=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.27 10:17
「4、3、2、1、発射」。22日午後4時、忠清南道泰安郡の国防科学研究所(ADD)アンフン総合試験場。ADDが新しく開発した「秘密兵器」発射実験が行われた。発射命令が出ると、2.75インチ(70ミリ)誘導ロケットが白い煙を噴き出して飛んだ。ロケットは9秒飛行した後、2.8キロ離れたところで40ノット(時速76キロ)で動いたいた無人艦艇に命中した。2012年に開発を始めた誘導ロケットの発射実験が成功する瞬間だった。その後の発射実験でも標的の無人艦艇はロケットの一撃を受けて沈没した。チョン・ホンヨンADD研究所長は「無人高速艇は3億ウォン(約3300万円)だが、これを沈没させてしまったので喜ぶべきかどうか…」と語った。追加実験のためにはまた3億ウォンを投入しなければいけないからだ。
ADDは年初に2発の試験発射をしたのに続き、この日また2発を発射した。誘導ロケットは命中率100%だった。軍当局は予算に合わせて今後6発の発射実験をする計画だ。結果が良ければ来年にも実戦配備される。