【社説】韓国財界、「SK会長兄弟実刑」を重く受け止めるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.28 12:13
SKグループ事件控訴審で崔泰源(チェ・テウォン)会長に懲役4年、弟の崔再源(チェ・ジェウォン)副会長に懲役3年6月の実刑が言い渡された。裁判所が財界に厳格な基準を突きつけていることが改めて確認されたのだ。
ソウル高裁刑事4部は昨日、崔会長兄弟に対する控訴審宣告公判で、450億ウォン(約40億円)台の横領容疑を有罪と判断した。1審では無罪だった崔副会長もこの日の宣告で法廷拘束された。大企業オーナー兄弟に同時に実刑が言い渡されたのは極めて異例だ。この日、裁判所は量刑について「大規模な企業集団の最高経営責任者が、その地位を悪用して私的な利益を追求する場合、経済秩序の根幹を脅かすおそれがある」と明らかにした。