【社説】北朝鮮の子供達の繁栄は金正恩委員長の決断にかかっている
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.25 10:43
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が昨年「私の子供達が一生核兵器を背負って生きる道は願わない」と明らかにしたという。金委員長は「私は父親であり夫」と切り出してからこのように話したとアンドリュー・キム元米中央情報局(CIA)コリアミッションセンター長が22日に伝えた。キム元センター長は昨年4月にマイク・ポンペオ米国務長官と北朝鮮に同行した。
取るに足らない獣でも子は限りなく愛する。金委員長も北朝鮮の最高尊厳である前に子供の将来を心配する親だ。今まで非核化すると言って述べたどんな言葉より今回の発言の響きが大きいのはそのためだろう。金委員長の言葉の中に溶けているように、金正恩政権が核を捨てなければ北朝鮮の住民はずっと米国がいつ攻め込んで来るかも知れないという恐怖に震えて暮らさなければならない。これまで北朝鮮は核を持つ代価として言い尽くせない犠牲を払った。多くの北朝鮮の住民が苛酷な貧困と飢餓により餓死した。北朝鮮住民の男女の平均身長が韓国より6.0~7.9センチメートル低いのもこれと無関係ではない。